留学4年目の横浜人

【18禁】ラスベガスで18禁シルクドソレイユを観てみたら衝撃だった【Zumanity】

 
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留学4年目22歳。横浜からアメリカのド田舎ユタ州に留学したリアルを伝えます。 映像制作にハマって早6年、現在は留学しながら 大好きな映像制作でお金をいただいてます。 映像ノウハウ、留学についての発信をしています。

【18禁】ラスベガスで18禁シルクドソレイユを観てみたら衝撃だった【感想】

 

こんにちは、もうすぐセメスターが終わります。カイチです。

 

さて、先日、ラスベガスに行ってきたのですが

そこで”Zumanity”と呼ばれるショーを見にいきました。

概要として、18歳未満禁制の言わば”大人のショー”です。

 

このショーから僕は非常に多くのことを学びました。

 

Cinemaを専攻する僕にとって、

エンタメを作る人間として、

一人の人間として、

刺激を受けたことは言うまでもないです。

 

みなさんが知っているシルクドソレイユは恐らく

”びっくり人間がたくさんいるサーカス集団”

みたいなイメージだと思います。

 

僕もこれを見るまではそのイメージが強く、

サーカスならシルクドソレイユじゃなくても良いやん

なんて思ってました。

 

しかしいざ蓋を開けてみると

そんなイメージとは程遠いものでした。

 

今日の記事ではそんな凄すぎるショーについて、

何がすごかったのか解説していきます。

 

【結論:最高のエンターテインメントでした。】

Zumanityとは?

 

はい、ズーマニティーと呼ばれるショーなのですが、

ラスベガスで行われているショーで、

あの有名なシルクドソレイユの一派です。

 

しかし、コンセプトは性にオープンなもので、

外から見ればただのエロいコメディーショーです。

 

ショーに出る男性は際どいブーメランパンツを履いて踊っているし

女性も上半身は裸でおっぱい丸出しでステージに立ち、

アクロバティックな動きをしています。

 

大半の誠実な人間だったら

そんなただのセクシーショーに50ドルも100ドルも払えるわけないやろ!

とか、そんな下品なショーに学生は行くな!

 

と言われるところかもしれませんが、

100ドルの価値は大アリですし、

まるで下品なことはなく

男性女性共に楽しめる、

そして何より芸術作品として

美しすぎました。

 

簡単に言えば、

なんか知らんけど昔の人が描いた裸の女性の絵が

評価されて美術館に飾られているのと同じ感じです。

 

一応これがZumanityと言うショーの概要です。

 

それで何がそんなにすごいの?

 

はい、ここですね。

このブログは一応僕の知り合いもたくさん見てますので

 

まじで納得させないとただのエロい奴というレッテルを貼られて

日本に帰国できなくなってしまうので

ガチ解説していきます。

 

まず、このショーのコンセプトは性について、

セックスについてです。

 

しかしここでいうそれと、

日本で認知されているものは大きく違います。

 

背景知識

アメリカではLGBTQを広く認める文化が広まり、

ゲイやレズ、バイセクシャル、トランスジェンダー

と言った性に対する広い心を持っています。

 

その中で、さらにそのような人たちが活躍できる場所。

それがこのZumanityです。

 

僕はこのショーではLGBTQ+の全ての素質が見えたので

それを一つ一つ解説していきます。

 

レズビアン (L)

 

例えばこのショーで2人の女性が浴槽を使ったショーをするのですが、

それがまた圧巻で、身体をくねらせて見つめ合い、

意気投合して2人の芸術を作っていきます。

 

さらにすごいのが、その2人は双子なのです。

ここにシルクドソレイユと

ただのびっくり人間のサーカスとの大きな違いの一つがあります。

 

トランスジェンダー、バイセクシャル (B,T)

女性7人、男性1人のダンスパフォーマンスがあり、

 

その中で男性は恐らくトランスジェンダーの方で

僕たち男には考えられないくらい高いヒールを履いて、

 

他の女性にも劣らない

キレッキレのダンスをセンターでしていました。

 

偏見の目が気になる国、特に日本なんかの

このように男性が女性らしく振舞うことに抵抗のある人間に対し、

ここまで勇気付けるものはなかなかないと思います。

 

ゲイ(G)

2人の筋肉ゴリゴリの男がオリに入れられ、闘うというありがちな設定ですが、

そこでアクロバティックなパフォーマンスをするうちに

お互いが意気投合していき、

 

クライマックスではキスをしてステージが暗転するという

なんともアメリカらしい終わり方でした。

 

僕は特にゲイでもバイセクシャルでもありませんが、

アメリカに長いこと住んでいることもあり、

特に偏見などはありませんが、

気持ち悪いなんて感情は一切なく

これはまさしくアートでした。

 

Q+

このQ+にはいろいろな意味があります。

しかしこのショーの中で僕の目に映ったのQ+は、

小人症と見られる病気を持った方の男性のショーで表されていました。

 

見た目で判断するなとか

病気は関係ないと言われそうなので

先に言っておきますが、

 

この方の演舞終了後、

その日のステージで間違いなく一番大きな歓声が響きました。

 

小さいのにすごいのではなく、

ステージ上で自分を大きく見せる技術、

手足が短くとも美しく見せる技術が

ずば抜けてました。

 

隣で見ていた僕の彼女は彼の演技で号泣してました。

 

そんな病気を全く諸共せず凄すぎる演舞で

観客を虜にする一人の人間に拍手が巻き起こったというだけで、

 

その客席の中で誰一人として

障がい者なのにすごい!という目で

拍手を送っていたのではありません。

(日本語って難しい、、、)

 

まあ僕が言いたいのはみんな見ればわかるということです!

 

この方のホームページを下に貼っておくので

よかったら見てみてください。

Alan Jones Silvaさんのホームページへ行く

 

シルクドソレイユの凄さ

ここまで読んでくださった方はわかると思いますが、

これはただのびっくり人間が集まるサーカスとは訳が違います

 

このショーは妥協を一切許さないトップエンターテイナーです。

 

体の柔らかい女性2人を使えば同じようなことできるかもしれません。

けど、シンメトリーに妥協を許さなかった彼らは

体が柔らかい双子の女性達を用意しました。

 

サンフランシスコなんかにあるゲイクラブにいけば

キレキレダンスが踊れるゲイの方は見つかるかもしれませんが、

他のトップダンサーを差し置いて世界のシルクドソレイユのステージの、

それもセンターで踊りを任せられる男性を用意しました。

 

他の方達も然りです。

 

なぜ世界でツアーをして、大成功を収めているのか、

僕はこの旅行でようやく分かった気がします。

 

僕の拙い日本語力ではなかなか伝えきれないので、

ラスベガスに行く際は

Zumanityをよろしくお願いします!!

 

18歳以下の方はもう少し大人になったらね!!

Zumanityの公式サイトへ行く

 

まとめ

 

この記事は、僕の感想であり、

一切公式の発表で何をテーマにしてるかとか知りません。

 

本当にLGBTQに関してのコンセプトを持ってこのショーを

開催しているのかも知りません。

 

こんなすごいシビアなショーを見たかのように書いてましたが、

あくまでコメディーショーです。

とことん面白いです。

 

僕の勝手な偏見ですが、素晴らしいショーだったことは間違いありません。

 

ラスベガスは本当にアートに長けている場所で、

エンターテインメントを学ぶ僕は大変貴重な経験をしました。

 

本当におすすめです。

下の写真は僕がラスベガスで撮った一枚です。

カメラを片手にベガスの深夜はマジで怖かった。

 

質問、お問い合わせなどございましたらこちらのメールアドレスもしくはTwitterまでお願いいたします。

kaichimori0616@icloud.com

 

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