アメリカ留学生にとって車は必要か
もくじ
アメリカ留学生にとって車は必要か
どうも、どんな食生活でも5年間体重が変わらなかったのに1kg太ったことに年を感じているカイチです。
車社会と言われるアメリカ。
アメリカ留学生の抱える悩みの一つで、車を買うべきかどうか。というものがあります。
お金がかかるけど生活が豊かになる、いろんな場所に行ける。
しかし、それ以上のリスクがある場合があります。
ですので今回はそれについて解説します。
この記事を読むメリット
この記事を読むことで、現状、あなたに車が必要なのかを知ることができます。
そして、車を買う場合に気をつけなければいけないことや、トラブルに巻き込まれないようにする具体的な方法を解説していきます。
この記事の信憑性
僕は留学をして半年後、車を買いました。そして、自分の車を持ち始めておよそ2年半が経ちます。
今持っている車は Subaru Impreza 2.5i premium 2011 で、その前に持っていた車は Subaru Impreza 2.5i premium 2010 です。
両方とも同じハッチバック、同じ赤色です。そう、俗に言うスバリストです。
右が1台目、左が2台目です。なぜ同じ車に乗り換えたかについてはかくかくしかじかです。
そんな僕がアメリカに来て色んな地域の大学生と交流をしてきて感じた事を書いていきます。
どんな人に車が必要か
結論から言いますと、当たり前ですがどんな地域に住んでいても車はあった方が便利です。
しかし、カリフォルニアなどの都会に住むアメリカの留学生は、感覚として車を持っていない方も多い気がします。
それはやはり近くに大きなスーパーがあったり、バスや電車が高頻度で通っているからだと思います。
田舎留学生にとってはスーパーが離れたところにあったり、学校までのバスがなかったり、女性にとっては夜は歩くのが怖かったりもしますので、
お金があれば車はかなり優先順位の高い要素だと思います。
都会で車を持つ留学生が少ない理由
都会で車を持っている人が少ない理由
僕は3回ほどロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストンでレンタカーをして旅行を経験して感じたことなのですが、
都会に行くと地域によりますが、治安が悪いと感じました。
話を聞くと車上荒らしや、窃盗が多いようです。
観光地付近に行くと、僕の住むユタ州ではまずあり得ないのですが、駐車場に車を止めるのにも駐車料金がかかります。
そして、田舎に比べて道が狭く、車が多いので、事故を起こす確率も高いと思いました。
アメリカでは日本と違い、3万円ほどのコストで、高校生から免許が取得できてしまうので、
田舎、都会関係なく日本で免許を取ってる僕からすると交通の知識や、危険回避能力が低いとも感じました。
例えば、車間距離や、制動距離に関しての知識が全くないドライバーもいます。
高速道路で140km/hくらいの速度でも車間距離10mぐらいのドライバーもたくさんいるのでそういう時は車線変更して速度を落とします。
もちろん日本で危険な運転をする方もいますし、アメリカでも安全な運転をする方もいますが、法定速度も基準が高いのでアメリカの方が危険に感じます。
どんな人に車が不必要か
まず、当たり前と思うかもしれませんが、お金に余裕がない人。
勘違いして欲しくないのは、車を買えるお金があってもその先でもっとお金がかかるという事です。
今の高校生や、車を持ってない方にはあまり現実味がない話かもしれませんが、
車には維持費(修理費、保険料、ガソリン代)がどんどんとかかります。
本当にバカになりません。僕の場合かかっている維持費は以下の通りです。
維持費 |
ガソリン代 |
保険料 |
修理、メンテナンス |
月々 |
$70 |
$217 |
$30~$1500 |
年間 |
$840 |
$2604 |
$500~3000 |
Total |
$3944~$6444 |
ガソリン代は僕の移動距離と車の燃費を考慮して平均の数値です。
修理、メンテナンスに関しましては、車の状態によります。
例えば、オイル交換やタイヤ交換をしなければいけない場合、オイル交換でしたら僕の行くディーラーでしたら80ドルです。
しかし、タイヤの交換ともなるとタイヤ1本80~150ドルほどしますので300ドルを超えてきます。ブレーキパッドの交換も必須です。
そして、一番厄介なのがエンジン周りの修理費です。
中古車を購入した場合、かなりの確率でタイミングベルトの劣化、タンクの劣化によるオイルやクーラント漏れ、
排気パイプ(コンバーター)の劣化、トランスミッションの不具合などが多発します。
これを修理するとなると100ドルや200ドルの範囲では済みません。
僕の1代目の車は不具合が本当に多く、購入して1ヶ月目で早くも1500ドルの修理をさせられました。
半年後はブレーキパッドの交換に行ったらブレーキパッド奥の金属の劣化で、500ドルの修理。
そして1年後にはクーラントが漏れ、Subaruにメンテナンスに行ったら修理に4000ドルかかると言われました。
さすがに4000ドルは無理だと思ったのでその場で車を5000ドルで売ってその5000ドルで同じものを買ったというわけです。
幸いなことに、2代目は全く故障なく走ってくれています。
車持ってる友達作ったら勝ち
そして、次に車が不必要な方、それは周りに車を持っている方がいる環境にいる方です。
僕の場合、家には3人のルームメイトがいますが、彼らは車を持っていません。
ですので僕は学校への送り迎えであったり、共有する食材の買い物の車出し、必要があれば空港への送り迎えなどもしています。
これだけ聞いたらこき使われているように聞こえるかもしれませんが、彼らはその代わり、
たまにガソリン代を出してくれたり、料理を作ってくれたり、一緒に洗濯をしてくれたり僕がしたくない事をしてくれているので、
車を出すのは僕的に問題ありません。
根本的に言えば運転するのが好きですし、家から出ることが少ないので、
目的を作って外に太陽光を浴びに外に出れるので作業のリフレッシュになります。
ですので、車を持っている方が周りにいる方でしたら、100gave 1takeの精神で、車を持っている友達を大切にしてください。
そうすれば車がなくとも行動の幅は間違いなく大きく広がります。
まとめ
車を買う予定がある方はこの記事を見てもう一度お財布と相談してみてください。
日本で運転するのとはワケが違うので車を運転するのにもリスクが伴う事を忘れないでください。
車を買わなくても車を持っている友達にとってのメリットを提示してたくさん乗せてもらおう。