3ヶ月の短期留学は意味ないのか
3ヶ月の短期留学は意味ないのか
こんにちは、土曜日なのに死んだように夕方まで寝ていたカイチです。
さて、短期留学は1週間から1年ほどの留学を指すことが多いようですが、
調べたところ、大学生が大学のプログラムを使って行くような留学は2ヶ月から3ヶ月という期間が主流のようです。
結論から言うと、留学の目的によります。ただ、マイナスになることはないです。
その経験がプラスになるかほぼゼロになるかの2つだと考えていますので、
今回は短期留学の目的を設定して、たった3ヶ月の留学でも充実させるための話をしていこうと思います。
1 短期留学の目的を考える
短期留学の場合、8割以上の学生がアメリカ国内の語学学校でのみ授業を受けるということなので、
大学本校での専攻授業を受けない前提とします。
大きく分けて、2つの留学の目的があります。
1つは、日常会話程度の英語を身に付けて旅行や授業などで活かしたい。
2つ目は、外資系企業で働く為に英語をビジネスレベルまで上げたい。
1つ目は大いに分かります。そして、3ヶ月の留学生活でこの目標は達成圏内です。
もちろん積極的に授業に参加し、手を挙げて、知らん外国人に話しかけまくればの話です。
3ヶ月あればなんとなくアメリカ人が何言ってるのか理解できて、なんとなく話せるようになります。
正直なところ、大学のプログラムで留学すると日本人の集団で集まってしまってただの観光になってしまうので、
本当はプログラムを使っての留学よりも学校を休学したり、夏休みを利用して自分一人で行くのが一番いいと思いますが、
単位、卒業時期のこともあると思いますのでしょうがないですね。
余談ですが1ヶ月でFラン大学生がネイティブになった
みたいな話は99%嘘なのでそう言った教材には絶対手を出さないようにしてください。
ネイティブスピーカーの定義がわかりませんが、
帰国子女などの経験とは別に、海外にいたことのある期間が旅行程度の純日本人なら
3年留学していても多分ネイティブにはなれません。
そもそもそういった商材を売る類の人達にネイティブの定義を教えて欲しいです。
さて、問題は、仕事で英語をバンバン使って俗に言うグローバル人材のような将来を夢見ている方です。
そういった方には3ヶ月の語学留学ではかなり厳しいです。
もちろん可能性はあるので無理とは言いませんが、日常会話レベルを取得したぐらいでは外資系の人事は目もくれません。
もしあなたが短期留学をする予定がある学生で、将来、英語を使って仕事がしたい、
まさにグローバル人材になりたいと考えているのであれば、
4年生大学への正規留学が僕の中の必要最低限の条件です。
英語はただのコミュニケーションツールに過ぎず、
大切なのは英語ができるかどうかではなく、英語で何ができるかです。
3ヶ月で何ができるか、正直英語の学習以外、何もできないです。
4年間の正規留学であればたくさんの武器を集められます。
大学で最新のマーケティングを学んだこと、起業してお金を稼いだこと、半年間のインターンシップをしたこと、
これらを全て英語で経験すると、ようやく外資系企業への選考に進めることができる、そのくらいのレベルで難しいです。
もちろんアメリカ人の学生も大勢その会社を受けにくるだろうし、その人達より魅力的な人材であるかどうかです。
ですので、結論、3ヶ月の短期留学で得られるものは日常会話程度の英語力。
短期留学のメリットは?
何か刺激的なこと、日本では経験できないことはその3ヶ月で山のようにあると思います。
そして、現地の人間、現地の文化、現地の食事、現地の気候、
数えきれない初体験があるのは間違いありません。
そしてその中で、夢、目標を見つけるきっかけになってくれます。
今あなたが大学生で、いつも同じ友達、同じ教室、同じ部屋にいるというルーティーンを繰り返しているのであれば、
是非1ヶ月でも2ヶ月でも留学に行って欲しいと思います。
僕はものすごい人とたくさん会ってきて、自分が高校まで過ごしていた世界がめちゃめちゃ小さく感じました。
少し例をあげると、
アメリカで軍隊を経験した人、
車めちゃめちゃ詳しくて故障をなんでも直してくれる人、
ダンスで日本チャンピオンになった人、
女性で本気になってエアラインパイロット目指している人、
これらは日本人の例です。
こんな凄い人たちとは日本にいたら絶対に出会えないと思いました。
こういった人達に囲まれて、刺激されて、自分に足りないもの、本当にしたいことが少しずつ見えてきます。
目標を変える、夢を持つことには3ヶ月で十分だと思います。
まとめ
3ヶ月でグローバル人材にはなれないがなるきっかけにはなってくれる。
短期留学には英語以上のメリットがある。
知らない世界に触れて、自分の固定概念をぶち壊せ。
質問はTwitterまで!!